自ss一星光のグルーミング


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ちょっと前からシコシコ書いてるオリオンの小説で登場する一星光が使っているオリオンから支給されたやつっていうのがこれ。ルシアン。

基本的にシグネイチャセントレベルのお気に入り香水と日本に流通してなかったり廃盤のものは名前を出さないけどこれは出しました。流通してる香水の廃盤製品把握してる自分凄いけど気持ち悪いなって思った、、、なんなん、、、

ロシアの大地から生まれたノーブルな香り
Colonia Russa ルシアン・コロン
19世紀末から20世紀初頭。ヨーロッパの貴族社会の中でもロシア貴族は独特の位置づけをされていました。もともとヨーロッパの東はずれということもあり、近代化を急いでいたロシアでは、ロマノフ王朝の最期を迎えようとしていました。不安定な社会情勢とは裏腹に貴族社会は爛熟期を迎えていました。文学ではドストエフスキーなど、貴族階級出身者が名作を生み、オーストリアからは多くの音楽家がロシアを訪れていました。そんな時代背景のもとに生まれたのが、サンタ・マリア・ノヴェッラの名作「ルシアン・コロン」です。これは1900年代初頭、ロシアの貴族の特別なオーダーにより調合されたプライベートな香りでした。マスクをベースにビターオレンジベルガモットを調合。パウダリーな甘さの上に広がるシトラスの爽やかさ。メンズライクな定番フレグランスとして以後、サンタ・マリア・ノヴェッラのラインナップで広く使われる香りとなりました。

 

アロマティックでフレッシュな柑橘の香りのブーケです。ルシアン・コロンの香りは1800年代に大流行しましたが、それぞれが独自のアクセントを加えたルシアン・コロンを作っていました。サンタ・マリア・ノヴェッラの修道士たちが独自の調合で生み出したルシアン・コロンは、柑橘のトップノートが、辛口のフローラルスパイシーなミドルノートへ溶け込むさわやかなフレグランスです。

これをチョイスしたの誰?私かあ、天才やん!文面だけみても香りなんかわかんねーけどホテルに置いてある高級な石鹸の匂いを想像してもらえばそれです。一星はロシアにいて、デオドラントの重要性や香りを付ける文化に染まっているので、見た目は日本人でも通りすがったとき、外国人とスレ違ったような香りの印象を持ちたい。ここ赤線。とにかく日本とは文化が違うっていうかんじ、、ドキドキしちゃう。

ちなみに主人公に一星があげた香水はここと同じブランド。このブランドは顕著だけども種類は違くとも同じブランドというのでベースノートが似ていたりする。だから自分と似たようなマイナーチェンジ的な香りを上げるのは気持ち悪いダイレクトな独占欲が漂ってていいよねー。

ルシアンは石鹸も展開されている香りなのでルシアンの香りで綺麗に身体を洗って、仕上げにコロン吹き掛けてるとかでもいいよねーーー特異な性癖、、、、


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石鹸これ。

 

一瞬出てきた一星(23)は支給品だけじゃなくPENHALIGON'Sのオレンジブロッサムとかトムフォードジャスミンルージュ、ゲランのテアズーラ辺りを使っていたらいいなあって思ってる。勿論主人公が使っていた香水もだけど。

それらがバニラ強めの煙草の匂いと混ざって、せっかく爽やかで水のヴェールのような香りを付けているのに台無しになっているみたいな、、身は清潔にできているんだけど甘くて思い煙草の匂いが不健康そうに見せてるというか、強い男だけど誰かを巻き込んで飲み込むような闇を孕んでいるようなイメージ。

トムフォードといえば野坂タバコバニラとか使っててもいいなって思う。日本人男にはぜっっっっったい似合わない香水だから(笑)(気候のせいというのもある)